2008年12月16日

市川拓司『恋愛寫眞 もうひとつの物語』小学館文庫

恋愛寫眞 もうひとつの物語 映画『ただ、君を愛してる』の原作。映画は玉木宏演じる誠人と宮崎あおい演じる静流が、恋愛することでせつない結末を迎えるものの、それでも恋愛の素晴らしさをかみしめるという、とてもいい作品だった。そして、小説は小説で活字ならではの言葉の重みが感じられ、映画とはまた違った味わいがあった。「恋をしないで生きてはゆけない」という言葉。恋をして生きたからこそ、最後に「生まれてきてよかった」と言える人生。何を青臭いことをと笑われるかもしれないが、そうありたいものだと思う。自分で納得して選んだ道ならそれでいい。「好きな人が好きな人を好きになりたかっただけ」という言葉も深くて胸にジンときた。 Amazon
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