2009年12月28日

東野圭吾『卒業』講談社文庫

卒業 私はシリーズ物は最初から読まないと気が済まないたちで、村山由佳の「おいコーシリーズ」も、もちろん「キスまでの距離」から読んでいる。さて、本作は東野圭吾のいわゆる「加賀恭一郎シリーズ」と呼ばれるものの第一作である。特定の人物が異なる作品に登場するというだけで、続き物ではないが、それでもやはり作品が発表された順に読んでしまう。内容は、いつも通り様々な要素が複雑に絡み合って重厚な仕上がりになっている。特に、剣道や茶道といった日本文化をうまく事件に取り入れているのが東野圭吾らしい。そこに卒業を控える大学生特有の、茫漠とした先行き不安感が融合している。ただのミステリーでは終わっていない。 Amazon


posted by ryoukana at 22:45| Comment(0) | TrackBack(1) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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東野圭吾『卒業』
Excerpt: 卒業 (講談社文庫)東野 圭吾講談社このアイテムの詳細を見る 今回は、東野圭吾『卒業』を紹介します。祥子が殺された第一の殺人は密室のトリックで、それは、自殺か他殺か?茶道の雪月花之式実施時に波香が殺..
Weblog: itchy1976の日記
Tracked: 2010-01-30 15:17
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