2009年12月28日

東野圭吾『眠りの森』講談社文庫

眠りの森 大学を卒業した加賀恭一郎は、教師という経歴を経て、刑事となる。その彼がとあるバレエ団で起こる不可解な事件を解明する作品。元刑事だった父親との関係や、卒業と同時に恋人と別れたその後の恋愛事情もうかがえ、だんだん人物設定が固まっていくのがわかる。こういうのがあると、前作から続けて読んでいてよかったと思うのだ。この作品も、バレエ団という特殊な集団、とりわけバレリーナという芸術家の特徴をうまく活かしており、取材を重ねに重ねているんだろうなと思わせる。素材をうまく調理するには才能も必要だろうが、その素材を調達してくるのは地道な努力しかない。作家という仕事もやりがいと困難を併せ持っているのだろう。 Amazon


posted by ryoukana at 23:06| Comment(0) | TrackBack(1) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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東野圭吾『眠りの森』
Excerpt: 眠りの森講談社このアイテムの詳細を見る 今回は、東野圭吾『眠りの森』を紹介します。美貌のバレリーナが男を殺したのは果たして正当防衛なのか?正当防衛なのか意図した殺しなのかを加賀恭一郎が追及するわけで..
Weblog: itchy1976の日記
Tracked: 2010-01-22 20:03
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