2010年03月28日

江國香織『きらきらひかる』新潮文庫

きらきらひかる 周囲からすれば奇妙にしか見えない関係でも、当人たちにしてみればそれが普通であるということはいくらでもある。いや、むしろそんな関係でないと駄目だとも言える。この作品に登場する夫婦はアル中の妻と、ホモで恋人ありの夫。しかも、その恋人は妻公認であり、ちょくちょく二人の間に顔を出す。夫婦それぞれの両親は二人の関係を当然のように修復しようとする。しかし、修復などできるわけもない。なぜなら、壊れてすらいないからだ。ただ、夫婦は周囲の思いには敏感で、次第に傷ついて互いを信じられなくなってしまう。愛することの意味を透き通るような表現で描いた作品。 Amazon


posted by ryoukana at 22:06| Comment(0) | TrackBack(1) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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きらきらひかる 江國香織
Excerpt: 紹介文私たちは十日前に結婚した。しかし、私たちの結婚について説明するのは、おそろしくやっかいである―。笑子はアル中、睦月はホモで恋人あり。そんな二人は全てを許し合って結...
Weblog: ばみの乱読日記 と猫雑貨。
Tracked: 2010-07-20 06:52
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