2010年12月29日

森見登美彦『有頂天家族』幻冬舎文庫

有頂天家族 京都に巣くう狸と人間と天狗。三者三様の意地とプライドがぶつかりあい、そこに権力闘争と色恋沙汰と家族愛が絡まり、複雑な味わいを醸し出すミステリアスなファンタジー。と書くと壮大な物語のように思えてしまうが、なんのことはない。いつも通りのモリミー節が満載で、どうしようもないキャラクターが暴れ回る、いい意味でくだらない小説だ。このあえてくだらないように見せかけているのが作者の力量なのだろう。「面白く生きるほかに、何もすべきことはない。」とは、ラストを飾る主人公の言葉だが、作者自身、それを信念として作品を紡ぎ続けている気がする。その姿勢、潔し。 Amazon


posted by ryoukana at 20:26| Comment(3) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
マイミクのヌソからこのHP紹介されました。失礼します。
モリミーいいですね。ほんわかしてて。

↓私の読書メーターです
http://book.akahoshitakuya.com/u/75011

ではまたお邪魔します。よろしく(・∀・)
Posted by 竜也 at 2010年12月30日 23:03
コメントありがとうございます。
こんな拙いブログですが、何か感じ取ってもらえれば幸いです。
ヌソさんも書いてますが、人それぞれ色んな読み方があっていいと思いますし、
その違いを楽しむのもまた一興だと思います。

読書メーターも拝見しました。
竜也さんもたくさん読んでらっしゃいますね。
ミステリーがお好きですか?

更新スピードは牛歩の如しですが、またお越しくださいね。
Posted by 亮 at 2011年01月06日 18:21
返信有難うございます。
そうですねカテゴライズには拘らないほうですが、
本格ミステリが一番好きでよく読みます。

mixiを6年半続けてて思います。
つくづく「継続に秘訣はマイペース」だなあと。

これからもちょこちょこと覗かせて頂きますねー^^
Posted by 竜也 at 2011年01月06日 21:36
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