「幸せにしたいと思うことは、おそらく相手にとっても救いになる。けど、幸せにできるはずだと確信するのは、僕は傲慢だと思う。」登場人物のこの言葉が、胸に染み渡ってきた。3年ほど前に「愛とは何か」を考えていたことがあり、そのとき私は「対象の幸せを願い続けること」とある一定の結論を得た。今回、この作品を読むことでその考えに肉付けされたような気がする。確かに、自分には誰かを幸せにする力なんて無いに等しいだろう。しかし、幸せになってほしいという気持ちを放棄してしまったら、人間として生きる価値が薄れてしまうと思う。他人の幸せを自分の幸せと感じるなら、なおいっそうだ。
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Amazon2007年12月31日
島本理生『生まれる森』講談社文庫
「幸せにしたいと思うことは、おそらく相手にとっても救いになる。けど、幸せにできるはずだと確信するのは、僕は傲慢だと思う。」登場人物のこの言葉が、胸に染み渡ってきた。3年ほど前に「愛とは何か」を考えていたことがあり、そのとき私は「対象の幸せを願い続けること」とある一定の結論を得た。今回、この作品を読むことでその考えに肉付けされたような気がする。確かに、自分には誰かを幸せにする力なんて無いに等しいだろう。しかし、幸せになってほしいという気持ちを放棄してしまったら、人間として生きる価値が薄れてしまうと思う。他人の幸せを自分の幸せと感じるなら、なおいっそうだ。
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生まれる森 (島本理生)
Excerpt: 文章力がすごい!こういう淡い文体の作家は少なからずいるけれど、この人はレベルが違います。言葉が濁りなく滑らかに流れるだけではなく、人物の心情と場の空気をナチュラルに織り...
Weblog: ぶっき Library...
Tracked: 2007-12-31 23:35
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島本さんの作品、ふと思い立ったように読んでは更新してますので、またお越しください。