2005年09月14日

篠田正浩監督『桜の森の満開の下』東宝

桜の森の満開の下 坂口安吾原作の『桜の森の満開の下』を映像化。山賊を若山富三郎、女を岩下志麻が演じている。もちろん、この映画も素晴らしいのだが、まずは原作を読み、充分に坂口安吾の描き出すおどろおどろしい世界に浸ってほしい。梶井基次郎曰く「桜の樹の下には屍体が埋まっている!」のだそうだ。桜の花の下は怖ろしい。人はその怖ろしさから逃れようと、無意識のうちに気分を高揚させ、騒がずにはいられないのかもしれない。桜の花の下では憎しみは愛に変わり、愛は憎しみに変わり、そして全ては虚空へと消えてしまう。この作品には多くの“謎”が秘められている。 楽天 Amazon
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